キンドル、読んでる?

コツコツ副業。めざせ売れっ子Kindle作家!

Kindleは縦書きと横書きどちらがいい?

f:id:ibichaninter7:20190823072034j:plain

 

Kindleを執筆していて、ちょっとした悩みになるのが縦書きと横書きの選択。

どちらの書き方もやってみてわかった両方の特徴を考察します! 

 

Kindleを書くときは縦書きと横書きを選べる

f:id:ibichaninter7:20190929191627j:plain

 

 Kindle出版では縦書きと横書きを選択することができます。

しかし、Web上で勝手に変換してくれるわけではなく、ファイル形式に気を付けなければいけません。

僕の場合は、Googleドキュメントで原稿を書き、

 

縦書きの場合→.txtで出力して「でんでんコンバーター」で縦書きの.epubに変換

横書きの場合→.docxで出力

 

という方法を取っています。

「でんでんコンバーター」での変換を前提にする場合は改行などを「でんでんマークダウン」という記法で書く必要があります。

 

縦書きの特徴

f:id:ibichaninter7:20190929192324j:plain

 

読書好きにとって一番しっくり来るのは縦書きです。

日本語はその昔全て縦書きで書かれていたこともあり、僕たちにも馴染み深いと思います。

思いつく特徴を挙げてみたいと思います。

 

文章が読みやすい

普段読書をしない人でも久々に縦書きの文字を読むと、読みやすいと感じると思います。

自分なりに理由を考えてみたのですが、読むことに集中できるからではないでしょうか。

縦書きの場合、1行あたりの文字数が多いので視線の横方向への移動が少ないです。

ちょっとやってみるとわかりますが、視線は横方向に動かすほうが意識を使います。

さらにこれに関連して、縦書きは読んでいる部分以外からの情報が入りにくいという特徴があります。

逆に横書きでは下の行からの情報も目に飛び込んでくるため、じっくり読むのには向いていません。

これらの理由から縦書きは文章をじっくり読むのには最適と言えるでしょう。

 

レイアウトしなくてもサマになる

今までの著作で1冊だけ縦書きで書いた本があります。

 

 

自分が自分にインタビューするという形式で書いた本ですが、縦書きになっているからかすごい説得力が増した気がしています。

横書きだとレイアウトを工夫しないとチープな感じになったり、文字ばっかりで疲れてきたりということが起こりえます。

その点、縦書きはたまに見出しを付けるだけで読みやすくなるので、書く側としてはストレスフリーです。

 

横書きの特徴

f:id:ibichaninter7:20190929192342j:plain

 

僕たちが日常目にする文章は9割以上が横書きです。

日本に横書きが普及し始めた頃は縦書きの文章を読むときの視線の動きに合わせて、右から左へ書いていましたが、やがて欧米にならって現在の形になりました。

現代ではなくてはならない存在となった横書きの特徴を考察してみます。

 

アルファベットや数字を自然に使える

欧米からやってきたという経緯があり、アルファベットや数字を文章に入れても破綻しません。

縦書きの場合は、アルファベットや数字を縦に並べたり、無理やり横向きにしたりしないと文章に取り入れることができず、どちらにせよ違和感が残ります。

アルファベットや数字が盛りだくさんの文章を書くのなら消去法的に横書きを選択することになるでしょう。

 

図や写真との相性がいい

縦書きの良さを理解しながらも僕の本のほとんどが横書きである理由がこれです。

これには2つの理由があります。

1つ目は、図や写真を見るときは視線が横方向に動くからです。

これが縦書きだった場合、図や写真が出てくる度に視線の動きが変わり、読むときのテンポが乱されてなんとなく読みづらさを感じると思います。

2つ目は、縦書きでは図や写真を配置しにくいからです。

縦書きの本の1ページに載せられる画像は多くて2枚。

それ以上だと1枚1枚が非常に小さくなり見づらくなってしまいます。

図や写真をたくさん使ってKindleを書くつもりなら横書きがオススメです。

 

まとめ

f:id:ibichaninter7:20190929191616j:plain


縦書きと横書きの出版を経験してみてわかった両方の特徴を紹介しました。

執筆する内容に合った書き方を選択して、最後まで読まれるKindle本の執筆に役立ててください。

 

同じようにKindleとブログの書き分けで迷ったらこちらの記事もどうぞ!

chibilibrary.hatenablog.jp